浄水型のウォーターサーバー、エブリィフレシャスは井戸水も使えるのでしょうか?
今回は、井戸水の使用について詳しく解説していきます。
エブリィフレシャスで井戸水は使える?
まずは結論から言うと、エブリィフレシャスは、水質検査に合格した井戸水であれば使用が可能です。
ただ、エブリィフレシャスはあくまでウォーターサーバーなので、井戸水を殺菌したり、水質を変える能力はないので注意が必要です。
また、井戸水を使って問題が起こっても、安全性の保障はありません。
自己責任で使用するようにしてください。
水質検査していない井戸水を使うとどうなる?
もし、エブリィフレシャスで水質検査をしていない井戸水を使うとどうなるのでしょうか?
具体的なデメリットについて、解説していきます。
フィルターが目詰まりする
エブリィフレシャスは、タンク内に注水された水が浄水フィルターを通ることで、美味しいお水になります。
しかし、水質検査を受けていない井戸水の場合、濁り・不純物などがまざっていることも多いです。
エブリィフレシャスのフィルターは、水しか通り抜けることができません。
もし、濁りや不純物の基準をクリアしていない、井戸水を使用した場合、汚れがたまって目詰まりおこす原因となります。
目詰まりを起こすと、お水がでてこない、水の出力が弱いといった影響があります。
また、フィルターについた汚れが内部での雑菌を繁殖させてしまいます。
水質基準に合格していない井戸水は、衛生面が大きな課題となります。
故障した場合は自費修理
もし、井戸水の使用が原因で故障させてしまった場合、有償修理となります。
最大33,000円の弁済金が請求される可能性もありますし、メーカーへの返送費用もすべて自費です。
故障すると、大きな出費となりますので、水質検査に合格していない井戸水を使うのはおすすめしません。
井戸水への殺菌能力はない
もし、井戸水を消毒して安全に飲みたいという意図で、エブリィフレシャスで購入を検討している場合も注意が必要です。
エブリィフレシャスは井戸水への殺菌能力はありません。
エブリィフレシャスは、UV-LEDやフィルターなど、雑菌が増えないよう衛生面でも細部まで工夫されています。
しかし、この殺菌能力はあくまで水道水を前提としたものです。
キレイに見えても細菌が潜んでいることも
井戸水には、水道水ではありえないような、細菌が幅広くひそんでいる危険性があります。
水道法にもとづいて、国の基準を満たしている水道水と、自然のままの井戸水は、まったく別物です。
ウォーターサーバーの水は、直接口にいれるものなので、衛生面の課題もよく検討しておきましょう。
初期給水作業だけは、井戸水は不可!
なお、水質検査に合格していればエブリィフレシャスでは井戸水が使えるとお伝えしましたが、
井戸水を使えるのは、初期メンテナンスが終わってからとなります。
初期メンテナンスは、かならず水道水での実施が必要です。
一番最初に、お水タンクへと注水した後にHOT・COLDボタンを2秒同時押しすると、ランプが点滅して、作業開始となります。
この作業を実施することで、お水の経路が確保されて、カードリッジ能力が安定します。
この作業においては、かならず水道水も必要であるということ覚えておきましょう。
エブリィフレシャスは、井戸水浄水器ではありません。
井戸水を使う場合には、水質基準をクリアしたものだけを使うことで、エブリィフレシャスを故障させず長く使うことができます。